外出して沢山歩いた翌日に足裏、踵が引きちぎられるような痛みが踵から足裏全体に走った
おどろいて掛かり付けの病院に行き、相談した結果整形外科で診てもらうことになった
そこでレントゲンを撮って、「左足踵骨棘」と判明、主治医からはこれは難しいので足の外来認定登録医の病院の足の専門医宛に紹介状を書いてもらった
その紹介状をもって杉並区にある東京でも有名な専門病院に行き紹介状を先生に見せた
これまで、「踵骨棘」の手術は5名行い、2名は良くなったが、2名は結果良くなかった、残りの1名は判断出来ない状態になっているので、「踵骨棘」の手術は出来ないと言われ、まずはインソールで治してみようと成った
そこででは、装具士の先生に足の型を取ってもらい後日出来上がった物を受け取りに行ったその時点で不思議だったのは、痛みのある左足しか足の型どりをしないので変だなぁと思った
出来上がったというのでインソールを受け取りに行ったら心配していたとおり左側のインソールだけが出来上がっていた
『右は無いのですか?』と質問すると、「右は必要有りません」とさらっと返事が戻ってきた
『左だけではバランスが悪く腰が痛くなりませんか?』と聞くと、「その時には右の靴になにかし敷くなり考えましょう」と返事が・・・
これには驚いたそうだが、今度右が痛くなったらその時に作りますが、欲しければ作れますよ
と言われるがこの時に必要なのは保険適用では無くなるので実費だそうだ
今回の片方だけのインソールの代金は、3割の自己負担で7,500円なので総額は片方で25,000円
しかし、もっと驚いたのはこのインソールを靴に入れて靴を履いても踵の痛みは変わらない事で有ったと言われる
しかもインソールは踵の後ろ側に幅がありこれまでより大きい靴にしなければ靴には入らない
そうなるとインソールの無い右側は靴が大きくて中で足が動き歩きにくい
それで、紹介状を書いてくれた医師に報告に行くと
「そうですか、そんな物ですか認定登録医と言っても所詮こんな物よ、他に新宿区にも有名な病院があるが紹介状を書きましょうか? 医療機関ではないけれど効果のあるインソールを作るところもありますが、まずは新宿区の病院宛の紹介状を書きましょう」と言ってくれたそうで、その紹介状を持って先ほど当方に相談に来られた
実際に足の動きを診ると何故痛みが出ているかの説明は簡単にでき理解して頂け、何とかやっと安心できたと言っていただけた
扁平足気味で踵の動きが狂っていてバランス良く踵に体重が乗りにくくそのせいで、足のアーチの辺りに「ピキッ!」という痛みが走るこの動きを整えると足元も安定して片足で立てるようになり痛みが出なくなった
骨棘(こつきょく)の棘はまだ消えたわけではないが踵の動きが変わると棘の刺激を受けにくい踵の動きに変わる為に痛みが出にくく成るが、踵の動きを整えて行くと痛みの出にくい足の動きに変わる
『何度も何度もフロアーを歩き痛みの出なくなった足の動きを踏みしめておられ、夢なら覚めないで欲しいと言いながら暫く歩かれていました』
それで、痛みが出ないのでまずは安心、納得してお帰りになりました
それにしても、『片方だけのインソールで、しかも使って効果のない物を登録認定医が・・・・基準は誰が定め、誰が評価している制度(?)・ルールなんだろうか?』
『踵骨棘』の改善には、闇雲にインソールを作るのではなく痛みの出る足の動きを整え治し、その足をサポートするインソールが改善効果を早める
また、出来上がったインソールで実際に歩いて診て「踵骨棘」の棘の方向を確認して痛みの出ない踵の動きになる様にインソールのフィッティングが重要である