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モートン病の兆候

左足の第一中足骨と第二中足骨の間がぴきっと痛くなる、同足の第三中足骨周辺が痛くなる

病院に行ったらレントゲンでは異常ないし特に悪いところもないので経過をみましょうと言われここは湿布をしにくいのでまずは安静にしてくださいと言われた

しかし、練習を休むのも心配だし、走ると痛みが増すので何とかならないかと来店された

痛みの特に出やすい動きを調べると

・爪先に体重が強く乗る時

・カーブのあるところを走る時

・クッション性の高い靴を履くと痛みが出やすい

・痛みは足裏ではなく、足裏と足の甲の間で骨と骨の間辺りに感じる

足の動きを診ると母趾球に体重が乗りにくく足の内側が沈むような足の動きをしている様であった

この動きが中足骨の間の筋肉を使いすぎるのであろう

骨格はモートン足(モートンフット)で特徴的なハイパー・モビリティーの動きをしているように見えた

この過剰な動きが長母屈筋や長母趾屈筋のアンバランスな使い方になり中足骨頭の動きが狂ってくる

これらの筋肉の疲れを軽くすることで足趾の動きが軽快になり中足骨周辺のきしむような動きが改善される

実際にバランスを整え直すと歩き易くなり母趾球が安定して動きに変わり素足でフローリングを歩いても痛みが出なくなった

この整った足を骨格から来る動きの制約から解き放すためのモートン足用のインソールを使ってもらうことにした