加齢による痛み

加齢による痛み

「加齢のせい」「年のせい」とあきらめていませんか?

本当の原因や理由が解れば改善出来そうですが、それを全て年のせいにしてしまうのは納得出来ないと思いませんか? 代表的な納得出来ない理由や原因から相談に来られ一緒に改善をされていった方々の事例を紹介します。

・加齢による変形性膝関節症

・加齢による筋力低下のモートン神経腫

・経過観察ばかりの変形性股関節症

・足底腱膜炎は加齢による機能低下?

・足の裏が痺れて痛い・足の指が痺れる

・年のせいで足が痛くなるのでヒールが履けない

・改善出来ない扁平足

その他の事例は、ブログを参照下さい

加齢による変形性膝関節症
 膝が痛くて階段の上り下りが辛く外出が億劫になると言われる方が、「病院で加齢による膝軟骨の摩耗です」とドクターに言われたと来店された、34歳の女性。ランニングが好きで1週間に1回は走っているが最近膝が痛くなって階段も辛く近くの整形外科に行って、この診断を受けてショックを受けた

「加齢」と聞くともう治らないのだと覚悟をしなければ成らず、病院でも特に治療をしてくれるわけでもなく、痛み止め薬をくれる。痛くて我慢するのが辛いようだったら、関節注射をしてくれると言われ、ますますもう元に戻らない、これからはもう一生走る事が出来なく成るのではないかと相談に来られた。

 
左の様に膝の内側に重心が偏ることで膝関節が内側に捻れるように曲がる。そのために膝の内側の軟骨の摩耗が激しくなると、東邦大学の先生はテレビで説明されていました。

膝関節の動きをスムーズにするために、関節注射を利用することがありますが、これでは膝の関節の動きは改善出来ません。

膝の捻れの源は、腰や骨盤のせいではなく、足の関節の動きに有ります。足首が真っ直ぐに前に向かって曲がるような動きが出来ると膝のは捻れないで曲がります。

改善のヒント
膝が真っ直ぐに曲がる(左右どちらかに偏ることなく)ようにすることが改善に繋がります。

そのためには、足の関節がバランス良く体重を支え足首が内側に捻れないようにす為のバランスの改善をインソールを行う事でスムーズなバランスの良い動きが実現します。
そのためには、
・踵の動きをより正常に維持する機能
・足の親指の付け(第一中足骨頭)の動きを改善する機能

を持つインソールを使いながら、足に機能をより良くするために毎日数分の必要な筋肉のストレッチが必要です。

加齢による筋力低下のモートン神経腫

76歳の紳士からの相談:足の裏(足の指の付け辺りのぷくっと盛り上がった辺り)がピリピリ痛くて、爪先に体重を掛けると痛い。それで歩くのが辛くて靴を履いて歩けない。

病院では、『足に筋力が低下して足に体重が掛かると神経を圧迫しています。歳のせいですよ、暫く電気治療を受けて下さい。』と言われて毎日サンダル履いて通院し、10分ほど電器治療器にあたり、湿布をしてもらっていたが、いつまで経っても良く成らない。もう歩けなくなるのかとの内容でした。

足の状態は、『モートン神経腫』によく似ているが、まだ一般の整形外科ではこの種のトラブルの対処が出来ていないようで、湿布薬+鎮痛剤に電気治療が主流のようです。

改善のヒント
当方の実績から、95歳でも筋力が回復し歩行改善が出来ています。

この事例(76歳の紳士)では、前足部の横アーチが壊れることにより、足の指の付け根周りにある神経を圧迫してしまい痛みが発生すると言われるモートン神経腫の改善の為に、横アーチを活性化する、簡単なトレーニングとアーチを支える機能を持つインソールで大幅な改善を始めました。

足に掛かる体重のバランスを少し改善するインソールを使って居る状態では痛みを感じることが無くなり、6ヶ月も経過しないうちに素足でも歩ける様になりました。

この様に、76歳の紳士でも回復可能です。最近は35歳で加齢によるモートン神経腫と診断されている人が増えているそうですが、決して「年のせい」と諦める必要はありません

今からでも改善可能です

経過観察ばかりの変形性股関節症

55歳の女性が、「もう15年も病院えd経過観察と言って半年に一度レントゲン検査を受けているのですが、最近歩きにくくなりまして、病院からは手術はまだ早い、手術をしても10年くらいしか持たないので、もう少し痛くなるまで待ちましょうと言われた」と相談に来られました。

提携先のドクターに問い合わせると個人差はあるが、人工関節にしても10年くらいしか持たないの平均的な数字ですと答えが返ってきたのですが、その後はもう一度手術をするか、車いすを利用するかは患者さんの判断だそうです。

下肢の状態を見せて頂いたら、なんと『外反母趾』と『扁平足』が目立ち、左右に腰の高さが異なっているのです.その差は、おおよそ2cm近く差があり自然に立っても片方の脚に体重の殆どを乗せているような状態でした。

足の状態を診ると

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この様に、アーチの高さが正常の状態より(A)だけ低くなる処に問題が潜んでいるようでした。これで左右の足の機能が狂っていると左右の足首の一番高いところの位置のずれが生まれその影響が、膝と股関節まで来るようです。

改善のヒント
まず足の機能をより正常に近づけて、足首の捻れを防ぎ必要以上に足首が沈まないようなインソールを使い、足の動きを改善する筋肉の簡単なストレッチを行う事で足の動きをよりスムーズにする事で動きやすくなるようです。ここに、インソールにバランスの保全機能を持たせることで股関節に偏った負担を掛けないような立ち方が出来る様になります。

これで歩き易くなります。

『加齢による筋力不足からくる変形とばかり考えないでバランスの改善を試みるのもお勧めです』

 

足底腱膜炎は加齢による機能低下

健康の為に、メタボリックの改善の為にと思ってランニングを始めたら踵が痛くなってきた。ランニング仲間に相談したら、「クッション性の高いシューズを履いて走り込むと鍛えたれて良く成る」と言われて頑張って実践したところ、今度は踵から土踏まずの真ん中辺りまで痛くなって整形外科に行ったところ、ドクターから
『足底腱膜炎だね、足に負荷が掛かりすぎている為になるが、歳のせいか筋力が弱くなって足に掛かる負荷が支えきれなくなっている。もう無理をしない方が良いですよ。』と、アドバイスをもらったが、湿布薬と鎮痛剤だけが処方され、痛み止めの注射を足の裏に打ってくれた。

それでも、痛みが引かないのでなんとか改善する方法は無いかと相談に来られた。

このお客様は、45歳で決してメタボリックな体とは言えないくらいの体型の紳士です。勿論、加齢による機能低下と言うにはまだまだ若すぎるお年です。

足の状態を診ると
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踵が、内側に倒れ易い動きをするために体重が掛かると足の裏が押しつぶされるように広げられ足の裏の筋肉や腱膜が引きの伸ばされてしまうようでした。この踵の動きが痛みを発生させる原因を作っているということは周知の事ですが、これは歳のせいでは無いと思います。ましてや40代で歳のせいとは気の毒すぎます。

改善のヒント
踵の動きを改善する機能の付いたインソールでなおかつ前足部の動きを改善する機能があれば、インソールの上に乗るだけで、足の裏が潰れて押し伸ばされる足の動きが変わります。

踵の動きを改善するストレッチを毎日数分行う事で次第に足の動きを正常化させる筋肉が機能し始めバランスが改善されて行きます。

インソールは体重がバランス良く足に載る様に体重を受け取る足のバランスを改善するためのツールです。足は、とても繊細で、微妙な傾や凸凹に影響を受けますので、インソールの選択・調整には細心の注意が必要です。


改善出来ない扁平足

子供の時にはしっかり土踏まずがしっかりあったが最近は歳のせいか土踏まずが潰れて無くなってしまったとさも自然に誰にでも起きていることのごとく言われる20代後半の人が多くなってきているようです。

病院で診てもらっても、レントゲンを撮って扁平足ですね。筋力の衰えからの扁平足ですと言われ、何も治療してくれないので歳だからダメなのかと思ったと言われる人が多いようです。

扁平足は、足底腱膜炎になる動きと同じように、踵が内側に捻れ易く足首が落ち込んでくることから足のアーチを壊してゆくことで土踏まずは押しつぶされて行きます。

このことが実は様々な問題を引き起こします。
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この図の写真にある様に赤丸の辺りに痛みを生じさせたり、膝や腰まで痛みを感じるようになります。各部位の痛みだけに対応しようとしていると原因が中々見つかりません。しかし、扁平足のために生じる体の捻れを防げればそれらの痛みを生じさせる危険性が無くなります。

決して、歳のせいはなく単に足の機能が狂っているだけですので諦めないで改善されると良いと思います。

改善のヒント

改善には、踵の動きを改善する機能と足首の関節の骨が内側に捻れて落ち込まないような補助的支持部を持ったインソールを使い、アーチを形成する筋肉のストレッチを行い、その筋肉のトレーニングを行う事で自然にアーチが回復してきます。

注意しなければ成らないことは、むやみに土踏まずを押し上げる(上手のブルーの三角形の様に)インソールは使わないことです。理由は、土踏まずの高さは個人個人で異なり、左右の足で異なります。利用する人の持っている土踏まずの高さより高く持ち上げるインソールや、アーチサポートターは足の関節を痛めます。

足の裏が痺れて痛い・足の指が痺れる

長時間の立ち仕事で疲れやすく、足の前側の足裏が痺れたような痛みがあり、足の裏の足の指の付け根辺りが痺れて痛いので、整形外科に行くとレントゲンを撮って、羽のようなもので足を触るが何処の病院も「特に異常なしです。加齢によるものでしょう」と言う。治療は無く、鎮痛剤と湿布薬をくれる。

一向に改善しないので、近くの鍼灸、整骨などの民間治療院に行くが針治療も効果無し、整体でも効果無し。整骨院の電器治療器に掛かるが治らない。

これは決して歳のせいではなくて若くても起きうる症状です。

改善のヒント
原因は、足の前半分に体重が掛かりすぎ、横アーチが崩れてしまっている事であると思えます。この場合、「タオルつかんでくるタオルギャザー」では、改善効果は余り期待できません。

足の中足骨の動きを改善して、踵に体重が50%程度掛かる様な足の状態を作るインソールを使うことで急速に改善されて行きます。ある程度改善されて来たところで、横アーチを作る筋肉のトレーニングを行えば良く成ります。



年のせいで足が痛くなるのでヒールが履けない

職場で接客を担当しているので会社からは、5cm以上のヒールの有る靴を履くように言われているが、足の裏、足が痛く成って1時間も立っていることが出来ない。病院に行っても足には異常が無いと診断を受けて、痛み止めしかくれない。ヒールの有る靴は足に掛かる負担が大きいので年を取ると痛くなり易いと背低迷を受けるが、まだ28歳のOLである。フットケアではマッサージだけで効果もなく、会社の規定がヒールの靴を履く事なので、仕事を続ける自信がなくなった。

この様な、問い合わせが増えています。しかし、これは決して年のせいにする必要は有りません

改善のヒント

足にバランス良く体重が乗り、特に親指の付け根(母趾球辺り)にしっかり体重が乗り、2番目から4番目の指の付け根辺りに沢山体重が乗らなくなうような工夫をしてある、アスケル東京の特製のハイヒール用のインソールを使えば、足の機能が改善矯正されて足の痛みが大きく軽減されます。

この場合、足の前側だけに柔らかシリコンなどで作った部分ソールや、踵だけを支えるハーフソールを使おうとされる方がみられるが、、それでは足のバランス機能は改善出来ず、期待効果が得られません。