足が痛くて病院で診てもらったらモートン病と診断され両足ともに手術を受けた
手術の傷跡は綺麗になっており良く見ないと手術した後とは解らない出来映えであったが、手術の後から痛みが出る様になり常に「びりびりした痺れたような痛みに悩まされている」
担当医からは問題はないし手術は上手く行ったと言われ手術が原因ではないような説明を受ける
しかし、痛みが引かないのは本人が辛い毎日の痛みを抑える為に処方された痛み止め「トラマール」を飲んでいると言われる(お薬手帳を拝見)
色々な病院や治療院を廻るが何処に行っても変化がない
インソールも10個以上作成したがどれもいたくて使えなくなり効果が感じられない
最近は、ふくらはぎ、膝、腰、背中から肩と首へと痛みが上がってきた
医者は、心療内科へ行けと言うが、納得出来ず相談に来られた
なんと手術を受けて、5年
長い間痛みと闘っていたんですねぇ
まずは痛みの出る原因探しをしていると
体の重心なランスが狂っていた
左の写真の様に足下から右の股関節を圧迫するように捻れその力が腰や背中を捻るような圧迫をしているようで、この痛みが首の付け根まで影響を与えているように思える
3分程度の硬直したバランスを整える筋肉に柔軟性を取り戻すストレッチをすると、右の様に見違える様な姿勢に変わった
この時点で足の裏の体重を支えているポイントが変わり立ち易くなっている
しかも踵に上手く体重が乗るようになると腰も背中も楽になり立った時の安定感が驚くように高くなった
これまで長年悩んでいた、腰、膝、背中の痛みはモートン病の手術の影響ではないかも知れない
近くの整骨院は仙腸関節の靭帯が伸びているのが原因で足が痛くなっていると言われて仙腸関節周辺をマッサージしてくれるが直ぐに元の戻るが、このたびは暫く腰は楽になっていたようだ
姿勢が変わると気持ちが変わる
歩き易くなるとお出かけが楽しくなる
この状態の良くなった足の型を採りインソールを作成した
インソールには最大の問題の外反母趾の足の動きを矯正する機能を組み込んだら母趾球が自然に使えるようになり歩行に安定感が戻ってきた
まだ、改善が始まったばかりで結語は避けるが来店された翌日朝に、「足の痛みはまだ無くなっていないが腰が楽になって来ました」と連絡を頂きました
少しずつ改善が進んで行きます
現時点で考えられるのは、モートン病の手術で神経腫は切除したが、モートン病になる原因である足の動きはだれも改善をしていないために、その影響が5年の歳月を掛けて出てきているのだろうと思われるが、これは空あのバランス化が整うとともによくなって行くと思われます
遠路お越し頂きよかったですね
写真はご本人の許可を頂き、同じような悩みを持つ方のお役に立ちたいと言っていただきました有り難うございます