外反母趾改善

外反母趾対策

外反母趾改善の都市伝説として有名な、テーピング、サポーター、専用靴から解放されると楽になります

多くのお客様が 「テーピングを1年近くしているのですが楽になりません!」といって相談に来られます。外反母趾矯正グッズを沢山試みたが効果が無く年々足が痛くなるという人が多く皆さんの状況を伺うと、足の前側に横断するようにテープを巻く、足の指を左右に分けるようにテープを巻く、指の間にシリコンのパッドを挟むなど様々な試みをされているようです。

どの方法も、それなりによいのかも知れませんがそれは、「何もしないよりは良いかも知れない」と思えるものばかりです。

ここでは先日開催された研究委会で足の動きと踵の関係を実験したビデオを拝借して下記に掲載します。
ビデオの見方は、「踵の動きを変えると、足のアーチも変わり母趾球の着地位置に変化生じると共に母趾(親指)に掛かる外に捻って押し出す動きが緩やかになる」という点です。

小さな動きで読み取りにくいかも知れませんが、母趾、母趾球、踵の位置をよく見てください。体重が掛かってすごく足の動きはテープでは留めることは出来ません。

重要な事

多くの人は、外反母趾の足の指の形状を論じています。
しかし、もっと重要な事は形ではなく、外反母趾を作り出す足の動きが、足首、膝、股関節、腰にストレスをかける動きをするために次第に下肢の各関節や股関節に痛みを生じさせるようになります。
当方に来られる股関節痛で悩んでいる方の殆どが外反母趾です。
痛みの有るところだけを見ていると改善方法が見つかりませんが足元の改善をすると股関節も楽になります。

外反母趾は、外反母趾出っ張り周りの痛みより外反母趾になる足の動きが膝や股関節に与える影響を考え、早めの足元からの改善が、膝痛や股関節痛の発症の予防になります。

インソール研究会研究ビデオ
テープでは困難な外反母趾改善

(研究会の研究資料集よりの抜粋)