足の状態を知る簡単な方法

足の状態を知る簡単な方法 (オプション)

遠く(アメリカの・バージニア)にお住まいの方より相談があり足の状態を大雑把に分析するための資料を送って頂き、こちらで沢山の症例に照らし合わせておおよその診断をするサービスもオプションとして提供出来る様に準備を始めます。

実際には足の関節、膝の関節、腰のバランスや姿勢全体のバランスを診ながら足の機能をチェックして改善出来る処、機能が崩れている原因になる動きを診ながら判断する物で、写真や文章では判断が付きません。しかし、遠方に住まわれていてフットセラピーを受けに来るにも遠すぎると感じられている方へのサービスとして、写真とビデオとメールによる文章で可能な限りの状況を分析します。

結果は参考としての評価結果で治療の参考です

1.踵の基本姿勢のバランスを診る

足を肩幅くらいに ゆっくり開き、左右の足が平行になるように立つた時の踵のポジションを診る。
簡単な写真の撮り方ここで紹介

A) 写真を撮るポジションを定め、立つ予定の処に目印をセットして、カメラのピントを合わせる。

B) カメラのタイマーをセットして、目印の位置に両足が平行になるように立ち、写真が撮れるのを待つ。

C) 撮れた写真はこんな感じに写る

2.足の趾 の付け根辺りの写真を撮る


足の指を曲げ現れる中足骨骨頭(関節の高くなって現れるところ)の親趾 と人差し趾 の付け根(第二中足骨頭)の写真を撮る

3.足の裏の写真で足の機能の崩れを診る

足の裏に出来るタコは足にこの㝢バランスの崩れを現す体が発疹する注意信号です。足の裏はあまり見ることがないので気が付きにくいのですが、時々足の健康状態を見るのには便利な信号です。

鏡に映る足裏の写真でもOK。

4.立ったときの足の状態を診る写真

自然に立った時と自然に立ってその後に左右の前足部を真っ直ぐ前に向けて左右の足が平行になるように多々時の足の写真を撮る。

5.足の動きを診るためのビデオ

  足の動きは足首関節に体重が載る状態によって内側に沈んだり、外側に逃げて行く、踵が倒れアキレス腱にストレスが掛かるなどの動きを診るにはビデオで足の動きを撮るとより分かり易い。
参考にビデオを送って頂き動きを分析する事も可能だがゆっくり撮って焦点のぼけないビデオが必要。

ビデオは基本的な足の機能と動きを見るもので、この基本的な動きが解れば走ったり飛んだりしているビデオは不要。間違いを犯しやすいのは、靴を履いて歩いたり走っているビデオを見て足の状態を分析する物と思いがちであるがそれは間違った判断を犯しやすい分析方法で、足の基本的な動きを診ることでのみ足の状態を知ることが出来る。

ここでは、その一例として足の関節の動きと膝関節の動きに注目したビデオを紹介する。

このビデオを見るとどこに原因がありどのように矯正するかが簡単に把握できる。

我々が考える重要な事

『あきらめない』

専門家と自称される方々の多くはこの動画のような膝の動きは筋力不足と言われるようだがそれはかなり的から外れてのアドバイスの様に感じる

筋力も大切ですがそれでは何年かけてもなかなか変わらないようだ

足の機能が理解できれば「筋トレ」を最優先に使うのはいささか変である

長時間辛い筋トレを繰り返さなければなかなか改善できないアドバイスは不毛のトレーニングに見える

足の動きは足に聞こう!