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側彎(そくわん)の改善 (コルセットや電気、鍼より足元を正すことで腰が安定します)
側彎(そくわん)原因は不明といわれてその治療も様々で多くは側彎が進行しないようにコルセットを着けて現状を維持する治療が主になっている様です。
民間治療の中にアメリカで学んだヨガ(側彎ヨガ)で状態の改善に力を入れおられる方もおられるが、まずは、体の構造から考えて足元を整える事で膝、腰の安定性を保ちバランスの良い姿勢が維持できる様に足元の機能を改善して側彎の症状改善を行っている方達がおられます。
アスケル東京では足元から体のバランス改善により症状の進行を和らげ改善する事を支援しています
基本的な考え方
体の全ての力(体重)は頭から、首、肩、背中、腰、膝を経由して足元に乗っかっている。
これまで我が国の多くの人は常に腰を中心に考えがちで有るようだが、よく見ると腰は膝の関節を経由して足に全ての体重を運び、それらは足で支えられている
足、脚が痛いのは骨盤がずれているからではなく足のバランスが狂って体重を左右に均等に負担できなくなってその歪みが骨盤に現れているのです
まずは、足元を正しくして行く事が求められそれに寄って膝や腰がバランス良く上体の体重を受け取るようになる
左図は、右の足の関節の動きが狂って左より大きく沈む事や脚の筋肉が疲れで硬くなりその狂ったバランスが腰に繋がる筋肉を引き下ろすことから左右の骨盤の高さが異なります
腰が下がるとそれを補い平衡を保とうとして反対側の肩が下がり首が反対に曲がり目が水平になる様に自然に体が全体のバランスを整えてくれる
この動きが理解出来ると、骨盤のずれや腰の安定を足元から正して行く事で背骨がより真っ直ぐなポジションを取りに自然に変わって来る
この動きが側彎になる体の狂いをより正しい位置に自然に戻してくれる
これは体験した人でなければ理解しにくいが、実際にこの方法で軽度の側彎が随分良くなった例が少なくない
重要な事
足元のバランスを整え、膝や腰がより正しいところに治まり平衡が自然に保たれるようにすることで体の崩れを治す治癒力が高まり姿勢改善に繋がる
重要な事は、足元のバランスです
お客様からの経過報告
愛知県にお住まいのお客様から、お嬢さんの側彎(そくわん)の改善経過のメールを頂きました
同じ悩みをお持ちの方に原因が不明で治療方法が無いと言われる側彎の改善に足元のバランスを整えるだけでも効果がある事を知って頂き、改善の一助と成れば幸いですと言われ、頂いた経過報告のメールの掲載許可を頂きました
改善のスピードには個人差が有り様々な過程を経て変化して行きますが、二足歩行である人間の体のバランスを整えることが出来るのは、足元のバランスです
我が国ではまだまだ知られていないようですが、北欧やドイツでは足のバランスを整えた後に、その足をサポートするインソールを作って足元からのインソールによる改善法が有ります
まずは、治療方法が無い症状には足元のバランス整えバランスの狂いから生じる体の不具合を改善してみては如何でしょうか?