改善に必要な理解(対症療法だけでは根本的な改善は無理)
痛みが治まると治った気がするが、少し動くとまた痛くなるという話を良く聞く。病院でも、痛みが無くなると治ったと判断するところが多いが、民間の治療院も患者も同じように判断するようだ。
しかし、炎症が一時的に鎮まっただけで治っているわけではない。
炎症が起きる原因を改善しない限り際限なく炎症に出会ってしまう。
これは我が国の主流とでも言われる対症療法の弊害かもしtれない。
多くは痛みの有るところ、炎症の起きているところに対して治療をする。痛みの強い場合は神経ブロック注射で一時的に麻痺させて痛みからしばらくの間退避させ、その間に炎症を和らげる消炎のための治療する。
上図の「消炎のための対症療法(注)」のような物が一般的である。しかし、これだけでは炎症を引き起こす原因となるような図左にあるような「様々な炎症の原因」に対しては何も行っていない事が多い様である。
これでは、炎症を鎮めても鎮めても火種になる炎症は注ぎ足されいつまで経っても炎症が鎮まらない。
病院で、『安静にしていなさい』という最大の理由は、この炎症の原因を改善していないので安静にしていないといつまでも炎症が注ぎ足されるために治るまでに時間が掛かりすぎるからだと言われている。
注) 対症療法とは、病気によって起きている,痛み,発熱,せきなどの症状を和らげたりなくしたりする治療法で、一時的に病気を和らげるものですので,病気そのものや,その原因を治す『原因療法』とは違います
重要な事
まず、炎症の起きている原因になる狂ったバランスの改善、足の動きをスムーズにして硬く腫れている主要な筋肉の柔軟性を高め炎症の発生を極力抑える事を行い、消炎活動を行うことである。機能不全を改善することから始めると効果的に改善され高い治癒効果が得られる。。