踵骨棘痛が隠れる

踵骨棘の痛みを消す (インソールで体重の掛かり方を変えると痛みが隠れます)

メルクマニュアル医学百科によると

踵骨棘は、かかとの骨(踵骨)が増殖したものです。かかとの裏側の骨から足指の根元まで伸びている結合組織の足底筋膜が、かかとの方に過度に引っぱられると、骨棘が形成されます。通常は骨棘ができると痛みを伴いますが、靴などで足を調整すると痛みは軽減します。ほとんどの場合、手術をしなくても治療できます。

と紹介されている。

来店される方の多くが、足底腱膜炎踵骨棘痛の方で病院では特に治療はなされず、安静にして時間が経てば治りますと言われるが日常生活が不自由なので何とか痛みを軽くしたいと希望される。

踵骨棘で悩んで居る方の足のバランスを診るとほぼ共通して、踵が内側に捻れやすい動きをしているようである。

歩くときも足裏に全体重が掛からぬように体重を外に向けて倒すような足の運びをして歩いているが、是に寄り膝や腰まで痛みを覚えるケースが多い様である。

 

これは、
写真の様に踵の捻れから足首が捻れ足の裏をねじるように押し伸ばして足底腱膜に多大なストレスを掛けているのであろう。

赤い矢印方向に体重が掛かり、「踵骨棘」が踵の皮下組織を圧迫して踵骨棘の痛みを発症すると言われているようである。

この力の掛かる方向を微妙にコントロールすることで、「踵骨棘痛を隠すことが出来る」。

このバランスの改善の最大のポイントは、踵の動きを改善する機能を持つインソールを使うことである。

昨年(2011年)、秋には多くの足底腱膜炎、踵骨棘の悩みを持つ方達が、この踵の動きの改善により、「踵骨棘の痛みを隠す」事が出来、痛みが隠れている間に踵骨棘の状態が改善され、痛みから解放された。
また、2012年10月から主治医のアドバイスで日常生活の中でウォーキングや趣味のスポーツを楽しみながら足の状態を良くすることがより改善を早めると評価され、レントゲン写真を貸し出し「踵骨棘」の場所が解る状態でこの骨棘の痛みが消せるインソールを作ってもらうようにとのアドバイスで来店される方が増えています。

2013年に入り医療サービスの取り組みが変わってきているのか、踵骨棘の診断を受けた患者さんがこれまでの説明と変わってきているようです。

『踵骨棘』はこれまでは治るまで、3ヶ月から3年掛かると言われていたが、これは安静にして電気治療や湿布などでの処置の場合だが、インソールなどで痛みが出ない対策を講じることで痛みを感じることなく生活をしている内に治ってゆくので、足のサポートがしっかりしたインソールを利用すると良いですよと言って、レントゲンのコピーをくれるようです。

このレントゲンは、骨棘の場所と状態を示しこの状態でもっとも痛みが軽減できるインソールを作成してもらうための参考のデーターとしての提供だそうです。

また、踵骨棘の痛みの軽減は医療行為ではなく、下肢矯正具である足底板ではなく通常の生活ツールとしてのバランス改善出来るインソールを使うことで容易に改善をすることが出来るので、特定の無骨な形状の靴ではなくファッション性の高い靴でも容易に利用できるインソールを利用されると良いと言われレントゲンのコピーを持って来店される方が増えています。

2015年になりレントゲン結果やコメントをDVDで提供してくれるようになりこれを持って足のバランス調整とインソールの作成の相談に来られる人が各地からお見えになる

このデーターは、右足の踵に骨棘が出来ているレントゲン検査結のDVDデーター

整形外科でリハビリ用のマッサージを受けていたが一向に改善出来ず、サポーターも効果が無いのでDVDの提供を受けて相談に来られた

骨棘の方向から考えて右足に体重が乗ったときに痛みが最強になる様で来店時は右足に体重を乗せる事が出来ない状態であった

足のバランスを整え、動きを狂わす筋肉に柔軟性を持たせることで骨棘の先端が組織に突き刺さる痛みが出にくい足の動きに変わった

それにより、骨棘のある右足に全体重を乗せても痛みが無く立つ事が出来る様になった

大切なのは足のバランスです 

こんな経過を経て今では、病院の設備も次第改善されていたり「足の関するテレビ番組」が増えてきたり「足の専門病院」が患者さんたちが探すようになってサービスの体系が変わってきているようだが、レントゲンをドクターのテーブルにあるモニター画面に表示して写真を見せながら「踵骨棘」の写真を見せながらこの先が痛いんですなどの説明がなされるようになってきているようであるが、治療方法はあまり変わっていないようだ

昨年末(2018年12月)に来店された方、先日(2019年1月7日)に来店された方たちは病院は異なるがレントゲン写真をモニター画面に見せてくれてそれをスマートフォンで写すことも許可してくれたが、これが痛いのであまり体重をかけない様にしてくださいと言われたそうだ

まだまだ、治療方法は変わらないようだ