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患者が犠牲者になる、有って欲しくない事 

足の痛みが出てから悩みが消えず、足裏全体が痛く成ったり趾の付け根付近が痛く成ったり、踵が痛くなって病院に行くと、『踵骨棘』と診断された

しかし、そこ以外にも痛いところがあり悩みが広がりまずは足を治そうと取り組み始めた

先生の仰る事には、インソールで改善できるのでインソールを作って足に合う靴を履く事をアドバイスされた

・インソールは足がはみ出てはいけないので十分なサイズで作る

(この受けた説明がよく分からない十分なサイズの定義はない)

・インソールの入るこの靴を使わなければならないと言って足より2センチも大きいサイズの靴を紹介された

こんなことでインソールを使って過ごすことが始まったが、次第に足の痛みが強くなってきた

今では暫らく歩くと足や腰も痛くなって長時間歩く事が出来なくなっていると相談に来られた

さっそく状況を伺い一番気になる事が起きる原因から探し始めた

驚いたのはインソールであった

なんども、何度も歩き足の動きをチェックしてはインソールにパッチワークのようなパッドを貼り付けてはまた歩く4回も5回も繰り返しながらインソールを調整してゆく

そうしてできたインソールを見せていただくと驚愕の出来栄えであった(下記写真)

足より2センチも大きいインソールで、これを入れて履く靴はもちろん足より2センチも大きい

足の専門家と言われる人が理屈ぽい説明をしながらの結果がこのようなものである

余りの酷さに言葉を失った

「言動を一致させてほしい」

これは決して足を整えることのできるツールにはなりえないと自分は思うが、これがその専門家の先生(テレビで有名、各地でも講演をされている内科医)のお考えであればそれは仕方がない

しかし、その専門家の先生と言われる方を信じて指導を受けておられる方達の事を考えると気の毒で辛い

来店された方の足の状態は「モートンズ・トゥ症候群と言われている状態に酷似」していて足のバランス整えなおしたら来店まであった痛みは出なくなった

そのバランス改善した足をサポートするインソールをお作りして使い始めていただいた

持参されたインソールにはモートンズ・トゥのバランス改善機能は微塵も組み込まれた形跡もないのに靴のひもの締め方は指導料込みで1700円(靴ひも代込)で4ヶ月に一度靴ひもを取り換えなければ足は治らないって・・・・・よく分かりませんがそういう考えがあるのでしょう

もうこのようなことが有って欲しくない